緊急特別セミナー(オンライン)

4月21日、2022年 講師 佐藤丙午氏 拓殖大学 海外事情研究所・国際学部教授

テーマ:「ウクライナ情勢と諸問題

講演内容:4月19日時点のロシアによるウクライナ侵略の状況について語った。ロシア軍はキーウ、チェル二ヒウなどのウクライナ北部から後退し、ハルキウ、ドンバス地域といったウクライナ東部方面およびマリウポリなどのウクライナ南部方面への攻撃を強化。人口密集地へのミサイル、多連装ロケットによる無差別攻撃により、ウクライナ一般市民の犠牲者が増加している。ウクライナ軍発表のロシア軍の損耗は、人員約2万300人、戦車773両、装甲戦闘車両2002両、固定翼機165機、ヘリ146機と説明した。ロシア軍はウクライナ軍の反攻によって、後退していると現状を分析した。今後はロシアと国境を接するドンバス地域で戦闘が激しくなると予想した。